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老眼に合わせたメガネの種類と選び方を解説します。

投稿日:2025年04月07日
最終更新日:2025年04月16日

メガネの選び方や種類を知って、快適な生活を



40代を迎えると、多くの人が「スマホの文字がぼやける」「本を遠ざけると読みやすい」といった視力の変化を感じ始めます。

これは老眼の初期症状です。本やスマートフォンを目から遠ざけることでピントが合うと感じる場合、老眼が進行している可能性があります。

また、長時間の読書やパソコン作業で目がショボショボする、暗い場所での視認性が低下する、といった症状も老眼のサインです。

このような見えづらさや目の疲れを放置すると目の疲れや肩こり、頭痛の原因になることもあります。

そのため、このような老眼の初期症状が現れたら適切なメガネを選び、日常生活の中で目をケアすることが重要です。

老眼用のメガネは老眼鏡と呼ばれ、昔はデザイン性があまり重視されない物が多かったですが、現在ではデザインも性能も向上し、様々な種類のメガネがあります。

選び方を知る前に、まずは自分の現在の視力を知る必要があります。これがわからないと、適切なレンズをオーダーすることができません。

視力検査は眼科もしくは検査機器を備えた眼鏡屋で行うことができます。眼科の場合は目の病なども一緒にチェックしてもらうことができるので、最初は眼科に行くことをおすすめします。

視力がわかったら、それに合わせたメガネを選ぶことになりますが、適切な度数と同じくらいに重要なのが使用用途です。

老眼は近くが見えづらくなる症状のため、手元を見る作業が少ない生活を送っている人は意外と日常で困るポイントが少なかったりします。

逆に手元を見る作業が多い生活をしている人は手元を見るたびにメガネをかけたり外したりするのが億劫になる可能性があります。

日常の中で時々しか矯正が必要ではないという人は、手元を見る時だけ「単焦点レンズ」の老眼鏡をかけるのがおすすめです。

単焦点レンズは特定の距離(主に近距離)にピントが合うタイプで、決まっている一つの距離にしかピントは合いませんが、その距離に限ってはクリアな視界を保つことができます。

かけはずしを減らしたい人には「多焦点レンズ(遠近両用)」がおすすめです。遠くも近くも見えるように設計されていますが、代わりに単焦点レンズのメガネに比べると視界のクリアさは劣ります。

また似たもので「近々両用」といった種類もあり、こちらは1m前後のものと手元30cm前後のピントが合うようになっています。

手元の資料と、少し離れたモニターを交互に見る時などに便利で、デスクワークの人向けの老眼鏡です。

このように、老眼に合わせたメガネはレンズの種類だけでも多様な種類があり、さらにブルーライトカット等の機能を追加することもできます。

デジタル機器のモニターから発されるブルーライトの光は目にダメージを与えると言われているので、デスクワークが多い人はこの機能を追加すると良いでしょう。

度数が決まったら、次に大事なのはフィット感です。長時間かけても違和感がないものを選ぶことで、快適に使用できます。

上手くフィットせずにズレやすくなっているとレンズが正しい位置に収まらず、見えやすさにも影響します。

さらに、サイズが合っていないと鼻や耳に負担がかかり、窮屈感や痛みが起こって使い続けるのが苦痛になってしまうこともあります。

機能面がだいたい決まったら次は、自分に合った機能のものの中からフレームデザインを好みで選ぶことになります。

メガネの専門店ではフレームデザインを選んだ後でツルなどの位置調整を行って合わせてくれるので、見本品はフィット感が足りない気がしても購入後しっかり合うようにできる場合もあります。

フレームの素材は大きく分けて樹脂製と金属製があります。樹脂製は弾力性に優れていて破損しづいのが特徴です。

金属製の中でも現在はチタン製が多く、チタンは皮膚かぶれが起きにくく、また塩分に対する錆がほとんど起こらないので汗に強いという特徴があります。

ここでは特に主力の2つの素材をご紹介しましたが、樹脂製の中でもさらに種類が細かく分かれていたり、チタン以外の金属製フレームも存在します。

とはいえフレームの素材に関してはそこまで知識がなくとも、現場で実際にかけてみてしっくりくるものを選んだり、店員に相談して自分のライフスタイルに向いたフレームを提案してもらうのが良いでしょう。

ここまで老眼対策としてのメガネの選び方をご案内してきましたが、メガネに慣れるまで大変ですし、その後のケアも面倒なものです。

早いうちから目のケアをしっかりと行うことで、老眼の発症を遅らせることができます。もちろん、老眼の症状が出た後でも、それ以上の進行を食い止めたり遅らせるのに、目のケアは大変重要です。

視力は落ちていくとそれだけ制限が増えますので、できるだけ良い状態で保っておきたいものです。

デスクワークやスマホを長時間見ないようにしたり、目が疲れたと思ったら早めに休憩を入れるなど、目を酷使しないことが大切です。

また積極的なトレーニングとして遠くと近くを交互に見てピント合わせの能力を鍛えることや、上下左右に眼球を動かすといった方法が知られています。

また、日常の合間に簡単にできるトレーニングや意識的な休息のほか、眼精疲労サロン「目リライト」で目のコリをほぐす手法もおすすめです。

眼精疲労サロン「目リライト」では、目のピント調整能力を担う筋肉である毛様体筋に気持ちいい適切な刺激を与え、そのコリをほぐすことができます。

その結果、眼精疲労も解消され、また刺激によって毛様体筋が鍛えられるのでピント調整能力も向上するので、老眼による視力低下を予防したり、落ちた視力の回復効果が期待できます。

「目リライト」はHPで簡単に施術予約をすることができますので、最近目が疲れやすいなど気になっている人は是非一度試してみてください。


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