老眼から回復するためのセルフケアについて詳しく解説しております。

投稿日:2025年01月10日
最終更新日:2025年01月15日

回復するためのセルフケアをご紹介!



老眼は、40代以降の多くの人が直面する自然な老化現象です。近くの物にピントを合わせるのに時間がかかり、その結果新聞やスマートフォンの文字がぼやけたりするなど日常生活に影響を及ぼします。

この現象の原因は、加齢により光の屈折具合を調整するレンズの役割を果たしている水晶体が硬化して厚みを変化させにくくなることと、水晶体の厚みの調整をする役割を担う毛様体筋が弱ることにあります。

加齢に伴う老化現象ですので完全に回復するというのは難しいと言われています。しかし視力の低下ができるだけ遅くなるよう予防したり、トレーニングを行うことで多少の回復は可能です。

水晶体の厚みを変えるのは毛様体筋の働きとさきほど説明しましたが、これは筋肉ですので日常的なエクササイズで鍛えることができるためです。

上記要因に加え、老眼が加速する要因として手元ばかりを見る生活をしている人が挙げられます。特にスマホを弄る時間が長い人は要注意です。

老眼を進行させる要因となる生活習慣を改善し、予防対策となる習慣に取り入れることで、予防はもちろんですが、すでに老眼が始まっている人でもある程度の回復が期待できるのです。

まず、目を疲れさせないことが第一です。長時間のパソコンやスマートフォン、暗い場所での読書などを避け、目を使った後は適切なエクササイズをすることをお勧めします。

近視や遠視への対策としても行われる方法で、一定時間手元を見た後は遠くを見る時間を取るようにしたり、上下左右に意識的に視線を動かし眼球移動のエクササイズを行います。

ただしエクササイズをやりすぎて目を余計に疲れさせてしまっては逆効果です。やればやるほど効果が出るというものではなく、適度な量を毎日継続していくことが重要です。

1回数分程度なので仕事や作業の合間に簡単に行えるのもこれらのエクササイズの利点です。

またエクササイズを合わせて、目を休める時間もとるようにしてください。簡単なものでは手のひらを瞼の上に当ててしばらく目を閉じてリラックスする用心がけるだけでも十分です。

もう少し時間や手間を取れるのであれば、ホットアイマスクを使用するのもおすすめです。濡らしたタオルを電子レンジで暖めて蒸しタオルを作ったり、市販されているホットアイマスクを利用してください。

小休憩だけでなく、夜の睡眠の質も重要です。目に限らず人間は夜眠っている時にその日の疲れを回復させますので、睡眠時間が足りなかったり、睡眠の質が悪いと疲労が溜まってしまいます。

寝る2~3時間前にお風呂に入り適度に体を温めたり、寝る直前には脳を覚醒させるスマホやパソコン操作はしない、などの工夫が必要になります。

また休息の他、日々の食事の栄養バランスも老眼の予防と回復に大きな効果を齎します。

ビタミンA、C、E、ルテイン、ゼアキサンチンなどは、目の健康をサポートする効果が知られている栄養素を意識的に摂取するようにしてください。

これらの栄養素は、緑黄色野菜や果物、魚類に多く含まれています。ほうれん草やブロッコリー、アーモンド、サーモンなどを積極的に食べると良いでしょう。

外出時にはUVサングラスや帽子などで紫外線を防ぐことも目を守る重要な要素です。日光自体は健康に良いのですが、肌と同様に目も紫外線によって老化が進むという報告があります。

スキンケアとして日焼け止めを塗るのと同じような感覚で、サングラスや帽子、日傘を活用して目を守るようにしてください。

これらの取り組みはひとつひとつはささやかな内容で、すぐに効果が実感できるというものではありません。

しかし長く続けていくことで老眼の進行予防・回復に役立ち、年月が経った頃にその効果を実感できるでしょう。

とはいえ老眼自体は人間が年齢を重ねていくにあたって避けられない現象です。歳をとればとるほど、視力が低下していく可能性は高まっていきます。

そういった際に頼りになるのが医療による矯正です。老眼は角膜や水晶体の屈折異常が原因ではないためレーシックは使用できませんが、ICLという方法があります。

ICLは眼内に専用のレンズを挿入する手法で、その人に必要な度数のレンズを用意することが可能なため、老眼の回復にも利用できるのです。

保健適応の単焦点レンズはピントが遠方・中間・近方のいずれかしか選べない為、設定した距離以外の場所を見る時はメガネが必要になります。

しかし近年は多焦点眼内レンズという複数距離へのピント合わせに対応しているレンズも登場しており、このレンズを使用することによってほぼ裸眼で生活することが可能になります。

ICLの難点としては手術をした時点での視力を基にレンズを作成するため、その後さらに視力が落ちた場合は改めて手術をするか、以降はメガネで対応する必要があることです。

とはいえ、老眼の予防・回復は可能とこれまでお話してきた通り、ICLの手術後もセルフケアを続けることによって視力の維持を試みることはできます。

手術をするしないに関わらず、視力を維持し、老眼を回復させるためのセルフケアは非常に重要なのです。

自分で行うセルフケアも大切ですが、より効率的に目の疲労を回復し、目の周辺筋肉を鍛える方法も存在しますので、最後にそちらをご紹介します。

眼精疲労サロン「目リライト」は目の深層筋肉、毛様体筋に効果的なアプローチを行うことのできる機器を使用し、筋肉のコリをほぐし、鍛えることができます。

その結果、目のピント調整能力を復活させ、老眼をはじめとした視力低下からの回復ができるのです。

サロンの予約はHPから行うことができます。施術は30分ほどで簡単に終わりますので、一度試してみてはどうでしょうか?きっと、あなたが今抱えているお悩みを解決することができるはずです。


眼精疲労サロン 目リライトはこちらから