レーシックは何歳から治療が可能なのかについて詳しく解説しています。

投稿日:2025年07月22日
最終更新日:2025年07月23日

何歳から矯正手術を受けることができるのか?



視力低下は体質や生活習慣によって発症し、若い人でもメガネやコンタクトレンズをしている人は多くいます。

またそういった場合に、つけ外しが必要な矯正器具では煩わしいからとレーシックを検討する人もいるでしょう。

レーシックとは、遠視・近視など屈折異常が原因となる視力低下において、角膜の形状をレーザーで調整することによって光の屈折を正し、裸眼での視界をクリアにすることができまる矯正手術です。

日本では1990年代から広まり、多くの人々に支持されてきたレーシックですが、誰もが受けられるわけではなく、特に年齢に関しては重要な適応条件の一つとなります。

では具体的に、レーシックを受けることができる最低年齢は何歳からとなっているかをまずお伝えします。レーシックを受けることができるのは、一般的に18歳以上とされています。これは、視力の安定が必要とされるためです。

10代のうちは身体が成長段階にあり、視力も変動することが多いため、手術をしても再び視力が低下してしまう可能性があります。したがって、視力が完全に安定した年齢になっていることが大前提となります。

さらに、未成年が手術を受けるには親権者の同意が必要であり、医師による慎重な判断も求められます。

ただし、近視が進む原因には生活習慣だけでなく、体質・遺伝なども絡んできます。遺伝が視力低下に影響している場合、近視の進行は20代前半まで続くとされています。

職種によって裸眼視力の規定が存在する場合もあるため、できるだけ希望の職種につけるよう日本眼科学会のガイドラインでは18歳以上としています。

しかし職業選択などで不都合がない場合には、できれば視力低下が落ち着くとされる20歳以上まで待つことが推奨されます。

レーシックは近視の進行を止めるものではないからです。レーシックで行うのはあくまでも、その時点での視力度数を矯正することです。

そのため、矯正後にさらに視力低下が進んでしまえば、一度は快適な裸眼生活を手に入れても、再び0.7以下にまで下がってしまう可能性もあるのです。

このため、レーシックは何歳から受けることができるかについて、規定上は18歳以上ですが実際には成長や視力低下が落ち着く20歳以降まで待つほうが良いと言えます。

逆に上限年齢は明確なガイドラインは存在しませんが、40代以降になると老眼や白内障などが影響しはじめレーシックでは十分な回復が難しい場合が出てきます。

そのため、ある程度以上の年齢の場合はレーシックよりも矯正器具や眼内コンタクトレンズ(ICL)が選択されることも多くなります。

レーシックを受けるのは何歳からがいいのか、ガイドラインと一般的な医師の見解から解説してきましたが、稀に10代のうちに行われることもあります。

10代はまだ視力が安定していないため、原則としてはレーシックは勧められません。しかしその人の目の状態や体質などを総合的に見て、医師の判断で例外的に手術が行われるケースもあります。

とはいえこれはあくまでも稀な対応なので、通常は20代を過ぎてから行うのが良いでしょう。

特に20代は年齢的にまだ十分若く、身体の回復力も高いです。角膜の状態も安定している事が多いため、術後の経過も良好となり、術後のドライアイに悩まされる可能性も減少します。

30代も、レーシックに向いている時期です。多くの人にとって視力が最も安定している時期とされ、レーシックに非常に適した年代です。

仕事や育児などで忙しくなる中、眼鏡やコンタクトのわずらわしさから解放されることは大きなメリットとなります。

また、視力が安定しているため、レーシックによる回復効果が長期にわたって持続する可能性も高いといわれています。

40代以降になると、老眼の症状が出始めたり、白内障の兆候が見られる人が多くなります。20代~30代で視力矯正手術をしていても、老眼や他の眼病など、近視と別の理由での視力低下が現れる人が増えてきます。

老眼は屈折異常が原因ではないこともあり、この年代の視力矯正ではレーシックよりICLや矯正器具を検討するほうが良いでしょう。

ただしこれらの話はあくまでも、多数の平均をとった一般的な話です。視力や目の健康状態は人によって異なります。

何歳からというのも目安にしか過ぎず、信頼できる眼科医にきちんと診察してもらい、個々の目の状態に合わせてどういった対応をするか検討するのが大切です。

重要なのは何歳からという数字ではなく、その人にとってベストのタイミングを探すことです。視力低下の進行具合や健康状態には個人差があります。

ですので、不安をきちんと相談することができ、相談した内容に誠実に向き合ってくれる医師を探すことがまず第一です。

また、問題なく手術を行うことができ、快適な視界を得ることができたあとは生活にも気を付ける必要があります。

視力低下は生活習慣が影響していることも多いため、回復した視力がまた下がってしまわないよう、生活習慣を見直す必要があるのです。

規則正しい睡眠、バランスのとれた食生活、適度な運動など、健康的な生活を送ることで、視力の回復効果を長く維持することができます。

さらに現代社会の生活で溜まりやすい目の疲れを定期的に解消させることも重要です。ある程度はセルフケアで対応できますが、目を酷使しがちな生活をしているとセルフケアでは追いつかないこともあります。

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その結果、目の疲れが解消され、視力維持や回復に大きな効果が期待できるのです。

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