レーシック手術の費用はなぜ高額になるのかについて詳しく解説をしております。

レーシック手術は角膜をレーザーで削ることで眼球を通る光の屈折率を調整し、屈折異常が原因で起こっている視力低下を改善する手法です。

近視・遠視・乱視に主に有効で、メガネやコンタクトレンズが手放せなかった人でも日帰りで改善し、その日のうちに自分の足で歩いて帰れる手軽さが人気です。

レーシック手術は片眼10分ほどで、前後の検査を加えても3時間程度で完了できます。レーシック手術に適応している症状かどうかの確認の検査は別日に行うところが多いですが、全行程を1日で行えるクリニックもあります。

手術前の数日間はコンタクトレンズを装着しないことが推奨されていることもあり、コンタクトレンズを常用している方の場合は事前検査から数日置いて手術という流れになります。

生活の質を大きく向上でき、安全性も高いレーシック手術は多くの人に選択され、術後はクリアな視界で快適に生活しているという人が大勢います。

しかしデメリットがないわけではありません。もっとも知られているのは術後に起こりやすくなるドライアイです。数ヶ月から半年ほどで治まるとされていますが、その間はケアが必要になります。

また健康面以外では、高額な費用もデメリットと言えます。とはいえ、技術の進歩やクリニックの増加に伴い、その費用はレーシック手術が世に出回った頃に比べると下がってきています。

現在では一般的な費用相場は両目で10万～20万ほどとされていますが、高額プランでは50万ほどかかる場合もありますし、逆に安いところでは10万を切っているクリニックもあります。

とはいえ、値段には理由があるものです。高い費用にもそれなりの理由があり、安いものにも安くできるだけの理由があるのです。

スタンダードと言われる、レーシック手術の業界ですでに広まっている機器を使用したプランが10万前後で行われていることが多いです。

視力回復自体に問題はありませんが、現在の最新機器に比べると後遺症のドライアイは起こりやすく、受けられる条件も厳しくなり、一定以上の年齢の方はより性能の高い機器を使う高額プランを勧められます。

また費用が安い場合保障期間も短めであることが多いです。レーシック手術の後遺症とされるドライアイは一般的に長くても半年程度で収まるため1年あれば後遺症のケアには十分でしょう。

しかし一方で、視力の戻りについては数年後に起こる場合もあります。こういったケースを考えると保障期間は長い方が安心できます。

費用が高額になるのはたいてい、より精度の高い最新のレーザー機器を使用している場合です。

眼球は球状をしていますが完全な球というわけではなく、人によってその球状に少しずつ違いがあります。最新機器であればその微細な差に正確に合わせた手術ができます。

その結果、傷口がより小さく済み、ドライアイなどの後遺症が起こりにくくなります。またレーシック手術は角膜の厚みが足りないと受けられませんが、最新機器であれば可能になる場合もあります。

さらに、高額プランの場合は保障期間を5年や10年と長めに設定されていることがあります。レーシック手術で時折起こる視力の戻りは数年経ってから出ることもあるので、保障期間が長ければそのような問題にもすぐに対応できます。

このようにレーシック手術の費用はどこを削って安くしているのか、どこにお金をかけて高くなっているのか、明確な違いがあります。

ほとんどのクリニックはその料金プランごとにどのような機器を使用しているのかや保障期間でできることが記載されているのでしっかりと読んで、削ってはいけないところが削られていないか確認してください。

視力の戻りといっても一気に下がることは少ないことと、出るとしても数年後なのでそれだけ先なら改めて治療を受けると考える場合には1年程度の保障期間で十分でしょう。

また、ドライアイなどのケアをしっかりできるのであれば高性能な最新機器ではなく、すでに一般に広まっているスタンダードな機器での手術でも問題ありません。

このような差を理解したうえで、どの費用帯のレーシック手術を受けるのか選択することで症状と予算に合った満足感の高い視力矯正が可能になります。

自分で選ぶのに迷う場合は、複数プランを扱っているクリニックで相談してみるのも良いでしょう。良心的な医師であれば無暗に高いものを勧めず、その人の症状と予算を考えて提案してくれます。

またレーシック手術の費用自体は高額であっても、民間保険や医療費控除を利用して実質の支払額を安くしたり、分割ローンを利用して月々少しずつ払うということもできます。

中には学生割引や限定キャンペーンなど条件を満たせば割引費用になる企画を行っているクリニックもありますので、そういったところもからも調べてみると良いでしょう。

これらの問題をクリアしてレーシック手術を受けた後は、視力の戻りが起こらないよう生活習慣を見直す必要があります。

視力の戻りには様々な原因がありますが、その中のひとつに近視の進行があります。レーシック手術は検査時点での視力をもとに矯正度数を決める為、その後近視が進行してしまうと視力が再び落ちてしまうのです。

近視は生活習慣によって進行することがよくあります。スマートフォンやパソコンに向かう時間が長かったり、適切な休息を取らずに目の疲れを溜めてしまうと近視になりやすいのです。

このような事態を防ぐために生活習慣の中で目を酷使しすぎないよう休憩の時間をこまめに入れたり、定期的に目の疲労回復ケアをする必要があります。

目の疲労回復ケアの方法にもいろいろな手段がありますが、ここでは眼精疲労サロン「目リライト」をお勧めします。

「目リライト」は目の深層筋肉、毛様体筋に適切な低周波を流すことでその筋肉のコリをやわらげ、ほぐすことができます。

この低周波は目の疲労回復のために開発された専用機器を使用して行われ、特許も取得されている最新機器です。

30分ほどの施術で眼精疲労が取れ、遠視・老眼・近視が原因となる視力低下に効果的に働きます。HPから予約できますので、まずは一度体験してみてください。