レーシック後に視力低下が起こる理由とその対策について詳しく解説しております。

レーシックは、近視や乱視、遠視といった屈折異常を矯正し、視力を回復するための手段として知られています。

レーシックは角膜をレーザーで削ることで屈折率を調整し、目に入った光が正しい位置で像を結ぶようにすることで視力を回復させることができるのです。

技術は日々進歩しており、以前より安全性も向上し、個々人の差に対してより繊細に対応できる高性能レーザー機器や、より小さな傷口で手術できるスマイルレーシックなど様々な技術が生まれています。

レーシックを行った結果、裸眼視力が劇的に改善して、メガネやコンタクトレンズなしで生活できるようになったという体験談も多くあります。

また医療機器や技術の進歩のおかげで、術後の後遺症として知られるドライアイやグレア、ハローなどの症状が起こりにくくなったり、起こっても以前より早く後遺症が治まるようにもなってきました。

とはいえ、全ての後遺症がなくなるわけではありません。レーシックは日帰り手術が可能で、その日のうちに裸眼で帰宅することができるようになります。

しかし手術のダメージは確実に残っており、無理は禁物な状態でもあるのです。そのためレーシックを扱うクリニックでは通常、術後一定期間は定期健診に来るよう指示されます。

術後の経過確認と、後遺症などで日常生活に問題が起きていないか、起きていればその問題を解消するケアを行うためです。

ここでケアを怠ってしまうと、本来数ヶ月で治るはずだった後遺症が悪化・慢性化してしまい、視力自体は良くなっても他の症状によって日常生活に不便が生じてしまいます。

ドライアイが悪化して目薬が手放せなくなったり、ハローやグレアによって光が通常よりまぶしく見えたりぼやけて見えたりして、それらの症状に対応するメガネが必要になるなどといった場合もあります。

このようなことが起こらないようにするために、術後のケアはとても大切です。また、ケアは後遺症に対処するものだけではありません。

レーシックでは術後しばらくしてから視力低下が起こる事があります。この視力低下にはいくつか原因があります。

ひとつは体質的な原因による近視の進行や、老化による遠視の進行です。レーシックは検査時点の視力を基に矯正を行うため、その後進行してしまう近視や遠視には無力なのです。

一度上がった視力から下がっていくので、何もしなかったときよりは良い状態を保っているとは言えますが、それでもせっかくクリアになった視界がまた悪くなっていくのは残念です。

こういった問題があるため、若い人の場合近視が進行中であるかどうか慎重に見極めて手術を受けるか決定する必要があります。

また、削った角膜が人体の治癒力により想定以上に回復し、その結果視力低下が起こる場合もあります。これもその人の体質によるものなので防ぎにくい原因です。

定期健診には後遺症のケアだけでなく、このような状況で視力低下が起こった時に適切な対処ができるようにするための経過確認の意味もあります。

クリニックの中には、想定していたほど視力が回復しなかったり、想定より視力の戻りが大きかったりした場合に追加料金なしで再手術をする保障をつけているところもあります。

定期健診をきちんと受けていないとこのような再手術の判断もすることができませんので、直後の後遺症が軽い場合でも定期健診はしっかりと通う必要があります。

もうひとつの視力低下の原因は、生活習慣によるものです。暗いところで本を読むと目が悪くなる、などと注意された覚えがある人は多いでしょう。

視力低下は遺伝など体質的な要因で起こるものと、生活習慣による目の衰えによって起こるものがあるのです。

生活習慣が原因であれば、生活習慣を見直すことで視力低下を防ぐことができます。レーシックを行って回復しても、生活習慣が悪いままであれば再び視力低下してしまう可能性があります。

まず、日常生活の中で目に負担をかけないよう意識することが大切です。疲れたときは無理せずに休み、できれば目の疲れを感じる前に定期的に小休憩を入れるようにしてください。

特に現代の生活ではパソコンやスマートフォンなど近くのものを見続ける機会が多いです。デジタル機器のモニターは目にダメージを与えるブルーライトの問題もあります。

ブルーライトカットのフィルターやメガネをしたり、休憩時には遠くを見て近くに合わせ続けたピントを遠くに合わせてバランスを取るなどを意識してください。

また、十分な睡眠と栄養も大切です。目に良いとされる栄養素を豊富に含んだブルーベリーなどを食生活に取り込んだり、ゆっくり眠れるよう睡眠環境を整えるようにしましょう。

目に必要な栄養が行き渡っていないと視力はじわじわと落ちていきます。また、良質な睡眠がとれていないと１日の疲れが回復しきらず、疲労が蓄積して眼精疲労になってしまいます。

さらに、これら生活習慣の見直しと合わせて眼精疲労サロン「目リライト」を利用することをお勧めします。

眼精疲労サロン「目リライト」は目の疲れや視力低下の悩みに特化して対応できるサロンです。医療と違い劇的な視力回復はありませんが、生活習慣によりじわじわ下がっていくような視力低下の対策に効果的です。

「目リライト」では水晶体の厚さを調整してピント合わせをしている筋肉である毛様体筋や、そのほかの目周辺の深層筋肉を刺激し、筋肉のコリをやわらげることができるのです。

その結果筋肉の衰えが解消され、眼精疲労の軽減や、眼精疲労由来の肩こりや頭痛の改善、目のピント調整能力の回復などに効果が期待できます。

定期的に通うことで視力回復や、視力維持にも役立ちます。視力低下や目の疲れの悩みを抱えている人にお勧めです。

眼精疲労サロン「目リライト」はHPから簡単に予約できますので、ぜひ一度体験してみてください。