レーシック難民とその原因や対処法についてお話しております。

投稿日:2024年12月06日
最終更新日:2024年12月10日

レーシック難民とは?術後の健康問題にはどんなものがあるのか



レーシックとは弱った視力を手術によって矯正し、メガネやコンタクトレンズを使用せず裸眼で生活できるようにするための手法です。

この手法がメジャーになってからすでに20年以上が経過しており、技術の進歩に伴い使用機器もより精密で安全なものが開発されてきました。

手術の成功率も高く、失明など大きな問題が発生することは滅多にありません。しかし矯正のためとはいえ目に傷をつけるので、術後数か月~半年程度ドライアイになりやすいなどの問題があります。

とはいえそのような症状も長くて半年程度とされ、大きな問題になることは少ないです。

しかし一方で、術後に深刻な不調や後遺症に悩まされるレーシック難民と呼ばれる人々が存在するのも確かです。

レーシック難民の訴えで特に多いのは、ドライアイの慢性化、またそれに伴う眼精疲労と眼精疲労を要因としたひどい頭痛や肩こりが挙げられます。

ほかにも、視力が安定しない、光がまぶしく見えるグレアや、夜間光がにじんでぼんやりした見え方になるハローといった内容です。

ドライアイが慢性化してしまった人の中には、常時ドライアイに悩まされるようになり目薬が欠かせなくなってしまったと嘆く人もいます。

メガネやコンタクトレンズの煩わしさから逃れようとしたのに、メガネやコンタクトレンズより手間のかかるケアが必須になってしまったのでは手術は失敗と言わざるを得ません。

このようなレーシック難民はSNSやインターネットで多くの人が声をあげられるようになって増えてきました。それ以前も存在したレーシック難民の問題が多くの人に見えるようになってきたのです。

日本では特に、レーシックが急速に普及した時期にこの問題が多かったようです。それから20年以上経過した2024年現在では以前よりレーシック難民は減っていますが、ゼロではありません。

レーシック難民になってしまった人の多くから聞けるのは、「もっと慎重に選べばよかった」という後悔の声です。

この手術は視力矯正に必要な行為ではありますが同時に、目に傷をつけるものでもあります。また角膜を削るという手法の都合上、あとから戻すということもできません。

そのため、事前のカウンセリングや検診、術後のケアが非常に重要になってくるのです。

レーシック難民となってしまった人の多くはこの手術前後のケアが不十分なクリニックに当たってしまったり、患者自身が医師のいうことを守れなかったために後遺症が慢性化したという例もあります。

そのようなことにならないために、医師が丁寧に話を聞いてくれ、しっかりと検査をしてくれるクリニックを選ぶ必要があります。

もちろん、手術を受ける当人も医師の諸注意を真剣に聞いて、面倒がらずに術後のケアをするのは必須です。

では具体的に、レーシック難民となってしまう原因にどのようなものがあるのかいくつか例を紹介します。

ひとつめは、適応検査の不足です。角膜を削って屈折率を調整する必要があるため、視力低下の度合いが強い人の場合、レーシックの手法では対応できない場合があります。

ここできちんと説明や把握がされていないと、必要な分だけ角膜を削ることができず視力が回復しきらなかったり、視力が安定しないという問題が発生します。

基本的には医師が事前に適応検査を行い、角膜の厚みや形状を十分に把握してから手術に入るべきなのですが、残念なことにそういった事前検査の重要性を甘く見る医師もいます。

ですので事前の相談やカウンセリングを通じて、患者側がしっかりと医師を見極める必要があります。

次に、医師やクリニックの技術差が挙げられます。機器側がどれだけ進歩しても、最終的に操作をするのは人間です。

医師の熟練度が足りなかったり、機器のメンテナンスが正しくされていないと手術がうまくいかない可能性があります。

きちんとしているクリニックは人件費や機器の購入維持の費用を手術代に盛り込むので、どうしても値段もある程度高くなります。

逆に言えば、相場より極端に低いのは値段を餌にして患者数を増やしているだけで、技術面や患者への向き合い方に難がある可能性が高いということです。

お財布に余裕がないとできるだけ安くと思ってしまう気持ちもわかりますが、相場から大きく外れて安いクリニックは避けたほうが良いでしょう。

最後に、リスク説明の不足です。術後の合併症や不調について医師からの説明が不十分であると、患者がリスクを事前に理解できず、さらには術後のケアも疎かにしてしまうことがあります。

レーシックは成功率の高い視力矯正方法ですが、それは術後のケアまできちんとしての話です。

自分の目の事ですから、医者の事前説明で疑問があったら納得いくまで質問をし、術後のケアに対する指示は面倒がらずに守るようにしてください。

できることならば、このような矯正が必要になる前に視力の低下を食い止めるのが一番です。

視力低下の理由は様々なものがありますが、現代社会では生活習慣の影響が特に大きいです。デジタル機器の長時間の使用や、睡眠不足による疲労の蓄積、近くばかり見る生活などが挙げられます。

これらの生活習慣に気を付けるだけでも、視力が低下する可能性は大きく変わります。視力は一度下がると回復しないと言われていますが、大幅に下がる前であれば維持や多少の回復を期待することはできます。

その為にも、目を酷使しない、疲労を溜めない生活を心がけてください。とはいえ、忙しい生活の中では仕事の合間に休息を入れるのを忘れてしまうこともあります。

そういった事を防ぐためにも、眼精疲労サロン「目リライト」に予約を入れ、目を休める時間を予定として組み込んでしまうことをお勧めします。

「目リライト」では専用の機械を使用し、目の深層筋肉毛様体筋にアプローチをして、そのコリをほぐすことにより、眼精疲労をスッキリと解消させることができます。

その結果、目のピントが合うようになり、遠視や近視からの回復や視力維持にも効果が期待できます。

「目リライト」はHPから簡単に予約できますので、最近目の調子が悪い、手術で矯正するか悩んでいるという人は、まずは一度、施術を受けてみることをおすすめします。


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