レーシックの値段の相場やそれに対してクリニックの料金表の見方をお話します。

投稿日:2024年12月05日
最終更新日:2024年12月09日

値段はどのくらい? クリニック選びの注意点



レーシックとは視力を回復するためにレーザーで角膜を削り、屈折率を調整して眼球を通った光が正しい位置で像を結ぶようにする手術です。

主に近視や乱視の改善が対象となり、多くの人に利用されている視力回復方法です。ここでは、そのレーシックの値段についてお話します。

レーシックの値段はクリニックによって異なり、日本国内ではだいたい15万~40万程度が相場となっています。

この値段には手術費用だけでなく、事前の検診や術後ケアも含まれています。レーシックは事前の適応検査や術後のケアが必須だからです。

レーシックはすでに20年以上の歴史があり、その経験値や使用機器の進歩により失敗のリスクが低い手術です。しかし万能ではなくその人の目の状態によってレーシックが行えない場合もあるため、事前の適応検査が重要になります。

また角膜を削るという手法の都合上、その後ドライアイになりやすいというデメリットがあります。これは傷が回復するまでの数か月~半年程度とされています。

ですがきちんとケアを行わないとドライアイが悪化・慢性化してしまうことがあるので、術後も適切なケアが必要になるのです。

また、事前の検査で見え方やどのくらいの視力にしたいのかなどきちんとすり合わせを行いますが、それでも術後に満足のいく見え方にならない場合もあります。

こういった場合に備えてに一定期間内の再手術を保障しているクリニックもあり、保障が充実しているクリニックほど高額になることが多いです。

とはいえ、安心して手術を受けるためには術後のケアが充実しているほうが良いため、値段が上がることが必ずしも悪いとは言えず、クリニックのサービスと値段を比較して自分に合ったものを検討することになります。

またそれらの保障のほか、手術方法や使用機器による値段の違いもあります。基本的にはより精密で高額な機器を使用するほど手術の値段も上がる傾向にあります。

プランの名称や区分けはクリニックによって異なるため、あるクリニックの内容を参考にご説明します。

通常プランでは一般的なレーザーを使用し、術後のドライアイになりやすい期間などを事前に説明したうえでレーシックを行います。また、費用が安価である代わりに近視の強い方や一定以上の年齢の方は適応外となっています。

高額なプランではより精密な調整が可能な機器を使用し、一人一人の眼球の形に細かく合わせることでドライアイになりやすい期間を短縮した術法を提供しています。

この高額プランでは一人一人の形に合わせた細かい設定を行うことで傷が治りやすくなり、グレアやハロー現象など他の後遺症が起こる確率も下がります。

ここでは簡単に説明しましたが、多くのクリニックではプラン別に複数のレーザー機器を使い分け、患者の症状や予算などの要望に応じた対応をしています。

レーシックに対応したレーザー機器も様々な種類があり、導入している機器もクリニックによって異なります。値段と合わせて、どういった機器でどのような施術をしているのかをきちんと見ることが必要です。

逆に言うと、そのような解説がなくレーシックの一般的な説明しかしていないクリニックは値段が安くても避けたほうが良いです。

値段が安いということはどこかで値段を下げるための工夫が必要になります。その工夫が古い機器を使うことだったり、新米の医師に経験が少ないまま対応させていたりする可能性があるからです。

レーシックを検討する際に、できるだけ値段を安くしたいと思うのは当然です。しかしその為に安全をないがしろにしてしまっては、最悪取り返しのつかない後遺症を背負うことになります。

そういったことにならないよう、複数のクリニックの設備や術法、アフターケアを比較し、良いクリニックをいくつか選び出すことをまず行い、値段は最後に見るようにしましょう。

必要以上に高い値段の手術を受ける必要もないので、ある程度の安心が得られるクリニックの中から、自分の状況に合ったところを選ぶことをお勧めします。

ひとつのクリニックで複数の値段の違うプランを提案しているところも多いので、自分で選びきれない場合はそういった複数のプランがあるクリニックを選び、医師と相談しながら選ぶのも良いでしょう。

良心的な医師であれば無暗に高い値段のものは勧めてきませんので、そういった点で医師の信用度を確認することもできます。

無事に手術を終えて視力が回復しても、それで終わりではありません。

レーシックはその時点での視力に合わせて屈折率を矯正し、視力を回復させる方法です。つまり、加齢や生活環境の影響によって視力が再び下がっていく可能性があるのです。

視力の低下は生活環境にも大きく左右されますので、目に良い生活習慣を取り入れ、回復した視力を維持するようにしてください。

視力維持のためにもっとも避けるべきは、目の酷使です。目を使う作業をした時は数十分ごとに休憩を入れ、目を休ませるようにしてください。

そのためには、目の疲れをまとめて解消する眼精疲労サロン「目リライト」がお勧めです。

「目リライト」では目の深層筋肉、毛様体筋にアプローチをして、そのコリをほぐすことにより眼精疲労を取り、目の状態を回復させることができます。

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