レーシックの手術はどのようにして視力を回復するのかお話しております。

投稿日:2024年12月03日
最終更新日:2024年12月09日

手術の手法や注意点について



レーシック手術は視力を回復させるための方法の中では、日帰り手術で簡単に行うことのできる手法として知られています。

近視や遠視、乱視など視力の低下に悩んでいる人で、その問題解決方法としてレーシック手術を選択する人も少なくありません。

レーシック手術の大きなメリットは、裸眼視力の劇的な改善でしょう。メガネやコンタクトレンズが手放せなかった人でも多くの場合、翌日には裸眼で生活をできるようになります。

メガネやコンタクトレンズのわずらわしさから解放され、自身の視力のみでクリアな視界を得ることができるのは生活の質の向上になります。

朝目が覚めた瞬間からクリアな視界で周囲を見れたり、マスクでメガネが曇るストレスがなくなるなど、ひとつひとつは小さなストレスでも重なれば大きな不便であったことが解決し、快適に過ごせるようになります。

特に活動的な性格の人は、スポーツやアウトドア活動がしやすくなり、旅行に出かける際の荷物を減らすことができるというメリットもあります。

また、メガネの購入費用、メガネレンズのクリーニング用品、コンタクトレンズの購入・洗浄など矯正器具のケア用品購入の費用が不要になるため、経済面でも負担が軽くなります。

レーシック手術にはもちろん相応の費用がかかりますが、長期的に見れば矯正器具のメンテナンス費用が不要になり日常的な出費が減りますので、若い人ほどレーシック手術はお得ということになります。

レーシック手術は光の屈折を行う目の組織である角膜にレーザーを照射し、その形状を変化させることによりその人ごとに合った形に調整し、屈折異常を矯正します。

近視・遠視などの原因は角膜を通した光が正しく網膜の位置で像を結ばないことにあり、これを屈折異常と言います。レーシック手術では、この屈折異常を矯正することができるのです。

レーシック手術を行う際は目に切り傷をつけることになりますので、その点を怖がる人もいますが、レーシック手術の成功率は高く、すでに20年以上の歴史があり着実に進歩をしてきている技術です。

失明などの重大なリスクはほとんどないと言えます。とはいえ、デメリットがまったくないというわけでもありません。

特に多いのはドライアイです。矯正に必要な最小限の範囲とはいえ目に傷をつけるため、術後しばらくはドライアイになりやすいのです。

また、全体的に物がまぶしく見えるグレアや、夜間に光がにじんで見えるハロー現象という状態も報告されており、特に運転をする人は注意が必要です。

グレアやハロー現象は近視・乱視が強かったり、角膜を削る量が多くなる場合に発生しやすい症状です。軽度の場合は発生する可能性は低いとされています。

これらの症状はレーシック手術に伴う傷が原因となるため、多くはその傷が回復する数か月~半年程度で解消しますが、術後のケアをしっかり行わないと慢性化するケースも存在します。

レーシック手術は良い点がたくさんありますがデメリットもありますので、メリット・デメリットを理解したうえで医師の説明をしっかり聞いて受けるようにしてください。

実際に受けることになった場合の簡単な手順もご説明します。

レーシック手術はまず、しっかりとしたカウンセリングと視力検査から始まります。この検査結果をもとにどの程度の屈折矯正が必要か判断するので大変重要な検査となります。

この確認がきちんとされないと、術後思ったような視界が得られず、再手術を検討しなければならなくなる場合もあります。ですので、事前検査と問診を丁寧にやってくれるクリニックを選ぶ必要があります。

手術にかかる時間は片眼10分程度と非常に短いです。ただしその前後の診察や様子見の時間を含めてトータル2~3時間程度としているクリニックが多いようです。

術後数時間程は見え方がかすむので、歩いて問題ない程度に回復するまで待つ必要があるという理由もあります。

実際の手術ではまず麻酔を行い、その後角膜中央にレーザーを照射し、角膜の屈折率を調整します。照射時間は数十秒程度で、角膜の調整が完了したら洗浄して終了となります。

手順を文章で書くと非常に短くなりますが、レーシック手術はそれだけ簡単にできるようになっているということです。

使用するレーザーの機能も向上しており、手術中に目が動いたとしても事前に決めた正確な位置に照射するよう機械が自動で調整することができます。

手術を終えたあとはある程度の時間の休みを置いて診察、その後のケアのための説明を受けます。術後の感染予防やより早い回復のための薬や、定期健診などです。

ほとんどのレーシック手術対応クリニックでは術後の検診を行っており、またアフターケアとして視力が上手く合わなかった場合の再手術も相談に応じるとしているクリニックもあります。

事前検診、手術、事後検診を経て十分な視力を得ることができるのです。

注意しておきたいのは、レーシックの手術は問題なく完了した場合でも、その視力が必ず維持されるわけではないということです。

レーシックはあくまでも、検査した時点の視力を確認し、その状態からの回復を目指すものです。

そのため年齢を重ねて目のピント調整機能が衰えたり、生活の不摂生でそこからさらに視力が落ちていく可能性は十分にあるのです。

ですので、レーシックを行った後は、回復した視力を維持するための努力が必要になります。

努力と言ってもそれほど難しいことはありません。暗いところで本やデジタル機器を見ない、本やデジタル機器を見る時は適度な距離を保つ、目を酷使せず目を使う作業をする時は随時休憩を入れる、などです。

また、目が疲れたなと思ったら早めに回復させることも重要です。

自分で休憩時間を増やしたり、ホットアイマスクやツボ押しなど行う方法もありますが、もっとしっかり回復させる方法として眼精疲労サロン「目リライト」をお勧めします。

眼精疲労サロン「目リライト」はその名の通り、眼精疲労に対応した施術を行うサロンです。専用の機械で目の疲れを解消してくれるので、仕事が忙しいなど目を使いがちな人ほど定期的に行くことをおすすめしたいサロンです。

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