レーシックで失敗しないために知っておくと良い知識を解説しております。

投稿日:2024年12月09日
最終更新日:2024年12月10日

失敗しないために知っておくべき知識とは



レーシック手術とは、目の角膜をレーザーで削り視力を矯正する現代的な外科的手法で、近視、遠視、乱視の改善が可能な治療法です。

メガネやコンタクトレンズが手放せなかった人でも、レーシックを行うことによって裸眼で生活できるようになります。

手術時間は片眼10分程度と短く、前後の問診や診察時間を加えて2~3時間程度と明記するクリニックが多いです。

短時間かつ回復も早いことから手術を受けたその日のうちに帰宅することができ、翌日には裸眼で生活が可能となっています。

簡単と言えども外科手術ですのでそれなりの金額はかかりますが、手が出せないような値段ではありません。

レーシックに使用するレーザー機器の性能も医師の技術も向上しており、失敗の可能性も少なく、低いリスクで視力を改善できる方法と言えます。

しかし角膜を削るという手法の都合上、やったあとに元に戻すということはできません。そのため失敗する確率を下げる方法は知っていた方が良いです。

まず最も大切なのは、きちんと話を聞いてくれ、説明も丁寧にしてくれる医師がいるクリニックを選ぶことです。

先ほどもお話したように、レーシックは行った後に戻すということはできません。間違った前提でことを進めてしまえば、満足のいかない結果になり、失敗してしまいます。

どの程度生活に困っているのが、視力がどのような状態であるのか、しっかりとしたカウンセリングと検査が事前に必要です。

残念なことにレーシックも万能ではなく、角膜の厚さや目の健康状態など、その人の状況によっては手術が行えない場合があります。

そのような事態も事前に検査と説明をし、レーシックが合わないのであれば合わないときちんと伝え、その後の対応を相談できる医師が良いです。

もとがあまり時間がかからない手術なのでクリニックによっては完全に1日で完了する場合もありますが、適応検査が行われることは必ず確認してください。

また、メガネ使用者であれば1日で完了することも可能ですが、コンタクトレンズ使用者の場合、手術の前数日間はコンタクトレンズはしないほうが良いとされています。コンタクトレンズが角膜の状態に影響するためです。

ですので、コンタクトレンズ使用者は適応検査から数日空けて手術日という流れで進めているクリニックを選んだ方が失敗しません。少し余分に時間はかかりますが、失敗の確率を下げるほうが大切です。

事前の適応検査に問題がなければ、手術へと進みます。適応検査をきちんと行っていれば、手術が失敗することはほとんどありません。

手術自体は非常にシンプルな内容のため、事前に眼の状態をしっかりと確認し、それに合わせた準備をすることが最も重要なのです。

とはいえ、予期せぬ失敗というものもあります。確率は低いですが傷による感染症や合併症です。ただこれは事前に察知が難しい患者の体質や生活環境にありますので、完全に防ぐことは難しいです。

こういったことが起こった場合、大切なのは医師がきちんとアフターケアをしてくれることです。

当たり前ですが手術後は検診がありますし、その後もしばらくは定期検診があります。逆に術後の検診が当日しかないようなクリニックは避けたほうが良いです。

時間が経ってはじめてわかる不調もあるからです。レーシックが失敗とならないようにするには、慎重にその後の経過を見ていく必要があるのです。

他に、失敗とは違いますが事前に説明されるデメリットとして術後数か月~半年ほど、ドライアイになりやすくなるというものがあります。

これはほぼ避けられないデメリットですので、このドライアイとどう付き合っていくかも失敗しないための課題となります。

きちんと検診をうけていれば適切な対処法や薬を処方してもらうことができるので、ひどい後遺症になることはありません。

しかしこのケアを怠ると、ドライアイが慢性化・悪化し、生活に支障をきたすことがあります。目薬など処方された場合は面倒がらずに、指示されたタイミングできちんと点眼をしてください。

このほかによくある後遺症として、光がまぶしく見えるグレアや、夜間に光がぼやけるハロー現象が知られています。

この症状もドライアイと同じく手術に伴う傷が原因となるため、だいたいは数か月~半年で治まります。

レーシックの失敗としてもうひとつ良く挙げられるのが、視力の戻りです。

これは人体の性質上の問題であるので正確には失敗とは違いますが、手術で向上した視力が数年以内に戻ってしまい、失敗したと嘆く人がいるのも事実です。

視力の戻りの原因はいくつかありますが、まず近視や遠視といった視力低下の原因となる症状が進行中であった場合。

レーシックはあくまでも、手術時点で検査した結果に合わせて角膜を削り、視力を改善する手法です。その後さらに視力が低下し再び矯正器具が必要になる可能性は十分にあるのです。

もうひとつは、傷の回復によって視力までも改善前に戻ってしまう場合。人間の体は傷つけばある程度までは自然に回復することができます。これが削った角膜にも起こって、視力が下がってしまうのです。

ある程度の戻りは仕方がないですが、近視の進行は生活習慣によって遅らせたり、防ぐことができます。

近代社会の生活の変化によって視力が低下している人は増えているというデータがあります。逆に言えば、視力低下の原因となるものをできるだけ排除することで、視力低下を防ぐことができるのです。

特にタブレットをはじめとしたデジタル機器の影響が大きいと言われていますが、現代社会の生活でこれらを完全に切り離すことは難しいでしょう。

デジタル機器のモニターから発せられるブルーライトをカットするフィルターやメガネを使ったり、長時間連続でモニターを見ることを避けて、適度に休憩を入れるといった心がけが大事です。

また目の疲れや眼精疲労も視力低下の原因となるため、仕事の合間や終業後に目の休憩時間を入れるようにしてください。

モニターから目を離して遠くを見るだけでも違いますし、できればホットアイマスクやツボ押しなどで目の周りのコリをほぐすようにすると良いです。

また、眼精疲労サロン「目リライト」で目の深層筋肉、毛様体筋のコリをほぐしてもらうのもお勧めです。「目リライト」では目の周辺にアプローチする専用の機器を使い、眼精疲労を取ることができるのです。

視力維持に大変良いサロンです。HPから予約できますので、ぜひ一度行ってみてください。


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