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乱視による見えづらさの治し方とトレーニング法について詳しく解説しております。

投稿日:2025年09月10日
最終更新日:2025年09月15日

視界がぼやけたりブレて見づらい状態の治し方とトレーニング法



視界が二重に見えて遠近感が掴みづらくなったり、ぼやけて見えて看板の文字が読みづらくなったりという乱視の症状はどうしたら解決できるのでしょうか。

まず乱視とは、角膜や水晶体の形がわずかに歪んでいることによって光が正しく屈折せず、網膜にピントが合わない状態を指します。

乱視を抱える人は意外に多く、日本人の視力の悩みの中でも特に多いといわれています。乱視による視覚の歪みは、眼精疲労や頭痛を引き起こすこともあり、集中力の低下や学業・仕事の効率低下にもつながりかねません。

乱視の原因には大きく分けて二つあります。

ひとつは生まれつき角膜の形状が楕円形になっているなど、遺伝的な要因による先天性乱視。

もうひとつは外傷や加齢、あるいはスマートフォンやパソコンの長時間使用などの生活習慣が影響して起こる後天性乱視です。

現代社会では特に後天的な乱視が増加しているといわれています。デジタルデバイスの多用によって目の筋肉に負担がかかり、焦点調節が乱れて視力が安定しなくなることが背景にあります。

乱視を放置しても失明に直結することはありません。しかし、見えにくい状態が続くと慢性的な疲労や頭痛が発生し、日常生活の質を確実に下げてしまいます。

そのため、適切なケアや改善を意識することが大切です。乱視の治し方にはどのような方法があるのかお話していきます。

乱視の治し方にはいくつかの方法があります。最も一般的なのは眼鏡やコンタクトレンズによる矯正です。

裸眼での視力はそのままですが、このような矯正器具を付けることによって視界をクリアにし、快適な生活を取り戻すことができます。

矯正器具は光の屈折を補正し、網膜にピントを合わせることで視界をクリアにします。特に乱視用のコンタクトレンズであるトーリックレンズは多くの人に利用されており、眼科でも標準的な選択肢とされています。

これらは即効性が高い治し方で、装用した瞬間から見え方が改善するというのが大きなメリットです。

もうひとつの治し方として、角膜の形を物理的に変える手術があります。レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)などが代表的で、角膜の屈折を調整することで乱視を軽減できます。

ただし誰にでも適応できるわけではなく、角膜の厚みや眼の健康状態によっては手術を受けられない場合もあります。

また、合併症や後遺症のリスクが完全にゼロというわけではないため、慎重な判断が必要です。現実的には「完全に治す」よりも「日常生活に支障が出ない程度に矯正・改善する」ことが重要な目標といえます。

さらに医学的な治し方に加えて、自宅でできるトレーニングによって乱視の症状を軽減することも可能です。

トレーニングで角膜そのものの形を変えることはできないため、根本的な乱視の治し方とは言えませんが、目のピント調節力を鍛えたり、疲労を軽減したりすることで見え方の快適さを改善することができます。

代表的なトレーニング法としては、近くと遠くを交互に見るピント合わせトレーニングがあります。例えば、手元のペン先を数秒見たあとに遠くの景色を数秒眺め、それを繰り返すだけで、目の筋肉が柔軟に動くようになります。

眼球ストレッチも効果的なトレーニングです。上下左右や斜めにゆっくり眼を動かすことで、眼筋の緊張を和らげることができます。

瞬きを意識的に行うトレーニングも有効で、これは乾燥防止だけでなくリラックス効果もあります。

また、眼ヨガと呼ばれるマッサージとストレッチを組み合わせた方法もあり、目の周囲の血流を改善して疲労を軽減するのに役立ちます。

これらは数分でできる簡単な方法ばかりなので、仕事や勉強の合間に取り入れるのが理想的です。

トレーニングに加えて、生活習慣の見直しも乱視の予防・改善には欠かせません。いくら治し方として有効とされる手段を取り入れても、それ以上の速度で視力低下が進んでしまうと意味がありません。

まず、スマートフォンやPCを長時間使うときには、画面の位置や姿勢に注意しましょう。画面は目線より下に置かず、適切な距離を保つことが重要です。

さらにブルーライトカット眼鏡や画面フィルターを使うことで、眼への負担を軽減できます。

合わせて、目の健康を維持するには睡眠が不可欠です。目は体の一部であるため、しっかりと休息を取らなければ疲労が蓄積し、視力の低下を招きます。

食生活も大きな影響を与えます。ビタミンAやC、Eといった抗酸化作用を持つ栄養素や、ルテインなどの成分は目の老化を防ぐ効果があります。

緑黄色野菜や魚、ナッツ類などを意識的に摂取することで、目の健康状態を保ちやすくなります。

さらに目の疲れを解消し健康を維持するための手段として「目リライト」を利用することも有効です。

「目リライト」では目のピント調整を担う深層筋肉、毛様体筋に適切な刺激を与えることでその筋肉の緊張をほぐし、コリを解消することができます。

その結果、毛様体筋が適切な機能を取り戻し、目のピント合わせ能力が回復し、視力向上や健康維持に役立つのです。

「目リライト」はHPで予約することができますので、日常生活での見えづらさにお悩みの方は、まずは一度この施術を試してみてください。


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