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乱視は治るのか?原因を知り、予防や対策をお話します。

投稿日:2025年04月08日
最終更新日:2025年04月16日

乱視は治るのか?原因や対策方法を解説します



乱視は角膜や水晶体の形が不規則なために、光が正しく屈折せず、物がぼやけたり二重に見えたりする状態を指します。

そのため、乱視になると「文字がぼやけて見える」「夜のライトがにじんで見える」などの症状が出るようになります。

またこれらの見え方の異常から眼精疲労を引き起こし、頭痛や肩こりの原因となることもあります。

近視や遠視も光が正しく屈折しない、屈折異常によるものですが、近視・遠視は像を結ぶ位置が正しい位置より前もしくは後ろに結ばれてしまってピントが合わないためにぼやけて見えます。

しかし乱視は正しい位置に結ばれないだけでなく、複数の像が結ばれてしまいます。物が二重に見えるのも、複数の像ができてしまった結果です。

なぜこのような屈折の仕方をしてしまうのか。それは、乱視の主な原因が角膜や水晶体の形が均一でなくなってしまったことにあるからです。

目の表面が均一なカーブを描いている場合、光は適切に屈折し、網膜の一点に焦点を結びます。

しかし、乱視の人は角膜や水晶体が不規則な形をしているため、光が網膜上の異なるポイントに焦点を結んでしまい、視界がぼやけたり、特定の方向の線がはっきり見えなかったりするのです。

主な原因としては、遺伝的要因、目の酷使、外傷や病気などが挙げられます。

パソコンやスマホの使いすぎによる目疲れ自体は原因にはなりませんが、その結果による一時的な視力低下で目を細めたりする機会が増えると原因になることがあります。

また外傷は、事故など衝撃が大きい怪我だけでなく、目を強く擦ったりうつぶせ寝の癖があって目の形状に負担をかけやすい生活習慣も含まれます。

生活習慣が原因となることもあるため、治るかどうかという疑問に対して、初期のうちに気づいて対策ができれば治る可能性があると言うことができます。

ただ大幅に視力低下した後では治るというのは難しくなるため、いかに早いうちに違和感に気づいて検査を行い、対策ができるかになります。

視力の低下が大きく進行したあとの場合、セルフケアだけで治るのは難しくなるため、手術による対応が候補に挙がってきます。

手術を検討する場合、まず自分の乱視の種類を知っておく必要があります。乱視には大きく分けて「正乱視」と「不正乱視」の2種類があります。

正乱視は角膜の形が規則的に歪んでおり、レーシック手術での矯正が可能です。一方、不正乱視は角膜の歪みが不規則で、レーシックでは十分な効果が得られないことがあるためです。

視力の矯正手術は現在ではレーシックとICLが一般的ですが、不正乱視の場合はICLでないと対応が難しい可能性が高いです。

レーシックは角膜にメスを入れて屈折率を修正するものですが、不規則な歪みには対応しずらいのです。

一方、ICLは眼内にコンタクトレンズを入れる手法のため、不規則な歪みに対応したレンズを作成して挿入することができます

また、裸眼ではなくなりますが、メガネやコンタクトレンズで視界をクリアにする方法もあります。

メガネは症状に合わせて作られた円柱レンズが組み込まれたものを使用しますが、不正乱視の場合は上手く矯正できない場合があります。また、レンズの周辺部の視界が歪みやすいという問題もあります。

レンズの周辺部の歪みやすさは最近の技術力で解決していますが、まだ一般的ではなく、通常のメガネより割高になってしまいます。

上記のような問題があるため、乱視に対してはメガネよりコンタクトレンズを勧められることが多いです。

コンタクトレンズの場合、「トーリックレンズ」と呼ばれる専用のレンズが用いられます。トーリックレンズは目の歪みと反対方向の歪みを持たせたレンズを使うことで歪みを相殺するというものです。

向きが重要になるため目の中で回転しないよう特殊なデザインがされており、近視・遠視のみのコンタクトレンズと比較すると高額になります。

器具による矯正は器具の付け外しや器具のお手入れが必要となりますし、乱視が治るとは言えません。しかし日常生活の視界に不便がないようにすることは十分に可能です。

また手術の場合視力に変化があった場合再手術をするか検討する必要が出てきますが、器具であれば手術よりずっと安価に、器具自体の買い替えで対応することができます。

とはいえ、買い替えにもお金がかかりますし、視力を維持できるにこしたことはありません。また、初期のうちであればまだ、乱視が治る可能性もあります。

そのためにも、気づいた時点で自分の生活習慣を見直し、乱視が治るよう意識的に目への負担を減らしたり、トレーニングをすることをおすすめします。

とはいえ現代人に多いデスクワークはどうしても目を多く使います。そこで、より効果的に目の疲労を解消するために、眼精疲労サロン「目リライト」をご紹介します。

「目リライト」は専用に開発された機械を使用した目元マッサージで、目の周辺にある深層筋肉、特に毛様体筋に適度な刺激を与えることで、その筋肉のコリをほぐすことができるのです。

コリがほぐれ、血行が促進されることで眼精疲労が解消することで、目のピント調整能力が回復し、疲れによる視力低下も改善することができます。

乱視自体は角膜や水晶体に問題が起こっているものですが、その原因や悪化には毛様体筋の消耗による一時的な視力低下も大きくかかわってくるので、眼精疲労の解消は乱視の進行抑止も効果が期待できます。

サロンの施術はHPから予約することができますので、まずは一度試してみることをおすすめします。


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