乱視と遠視の違いを知ることで対処法を理解することが大事です。

投稿日:2025年03月13日
最終更新日:2025年03月14日

遠視との違いを原因・症状・対処法から知る



視力が低下する理由は多数あり、その原因や症状によって名称も異なっています

原因のほとんどは屈折異常ではあるのですが、どのような屈折異常が起こっているかによって症状が異なり、症状が異なるので名称も呼び分けられているのです。

それぞれの異常の違いを知るために、まず目の仕組みを簡単にご説明します。

私たちの目は、物をクリアに見るために光を適切に屈折させ、網膜上に焦点を結ぶ仕組みを持っています。網膜上にきちんと焦点が結ばれないと視界がぼやけたり、二重に見えたりしてしまうのです。

本記事で解説する遠視と乱視は、どちらも屈折異常の一種ですが、異常の出方や見え方には違いがあります。本記事では、遠視と乱視の違いを詳しく解説し、適切な対策法を紹介します。

遠視とは、目に入る光が網膜より後ろで焦点を結ぶ状態を指します。遠視の人は近くのものがぼやけて見えやすく、特に読書やスマホ操作などの近距離作業で目の疲れを感じやすくなります。

遠視の主な原因は、眼軸(目の奥行き)が短いことや、角膜・水晶体の屈折力が弱いことにあります。

遠視は遺伝することが多く、加齢とともに症状が進行することもあります。特に子どもの場合、未矯正の遠視が原因で弱視になることもあるため、早期発見と対策が重要です。

遠視の主な症状としては、近くのものがぼやける、目が疲れやすい、頭痛や肩こりが起こりやすいなどがあります。

軽度の遠視であれば目の調節機能によってカバーできますが、度が強くなるとピント調整が追いつかなくなり、遠くも近くも見えにくくなることがあります。

乱視は角膜や水晶体の形状が不均一なために、光が一点で焦点を結ばず、視界がぼやけたり二重に見えたりする状態を指します。

正常な目では、角膜が均一な球形をしており、光が網膜の一点で焦点を結びます。しかし、乱視のある目では、角膜がラグビーボールのように歪んでいるため、光が複数の異なる位置で焦点を結んでしまいます。

多くの場合、生まれつき角膜のカーブが不均一なことが影響していますが、外傷や円錐角膜などの病気が原因で発症することもあります。

乱視の主な症状としては、物の輪郭がぼやける、文字が二重に見える、目の疲れや頭痛が起こる、夜間の光がにじんで見えるなどがあります。

特に夜間の運転時には、街灯や対向車のライトがにじんで見えるため、事故のリスクが高まることもあります。

遠視と乱視はどちらも視界に影響を与えますが、ここまでお話してきた通り、その特徴には違いがあります。

このため、見え方に対応する矯正器具に必要とされるレンズや、手術を行う場合の対処法も異なってくるのです。

眼科で検査を行う場合、遠視と乱視を区別するためにさまざまなテストが行われます。

一般的な視力検査のほか、屈折検査によって目の光の屈折異常を測定し、乱視がある場合には乱視表テストで特定のパターンがにじんで見えるかどうかを確認します。

遠視や乱視の矯正方法として、最も一般的なのがメガネやコンタクトレンズの使用です。

遠視の矯正には凸レンズ(プラスレンズ)が用いられ、網膜上に焦点を合わせることで視界をクリアにします。

乱視の矯正には、円柱レンズ(トーリックレンズ)を使用し、角膜や水晶体の歪みを補正します。

軽度であれば、メガネやコンタクトレンズで十分な矯正が可能ですが、強度の遠視や乱視の場合は、レーシックやICL(眼内コンタクトレンズ)などの手術も選択肢となります。

レーシックは角膜を削り、形を調整することで遠視や乱視を矯正する手術です。一方、ICLは目の中に特殊なレンズを挿入し、屈折異常を補正する方法です。

両者を比較するとICLのほうが後々悪化した場合などの再手術がしやすく、ICLの方がより多くの症状に対応できますが、ICLのほうが費用が高額になります。

手術にはリスクもあるため、眼科医と十分に相談した上で選択することが重要です。特に乱視は、歪みの方向が不規則な場合はレーシックでの対応が難しく、ICLを選択せざるを得ない場合もあります。

遠視も乱視も、見えにくい状態を放置していると視力の悪化が進行していってしまいます。特に生活習慣が原因となっている場合、その生活習慣を改善しないと視力の維持もできません。

しかし一方で、まだ初期のうちであれば生活習慣を改善し、セルフケアをしっかりと行うことで視力が回復できる可能性もあります。

まず目を酷使しないこと、適切な休息時間を取ることが第一です。

スマホやPCの使用時間を制限し、ブルーライトカットメガネを活用すること。また1時間ごとに10~15分の休憩を取ること、適切な照明環境で作業すること、睡眠時間をしっかり確保することなどが有効です。

加えて、目に良い栄養素を含む食事を意識することも重要です。ビタミンA、ルテイン、オメガ3脂肪酸など目に良いとされる栄養素をを積極的に摂ることで、目の健康を維持できます。

またさらに積極的なセルフケアとして、眼精疲労サロン「目リライト」に通うこともおすすめです。

「目リライト」は専用のマッサージ機を使用し、目のピント調整機能を担う筋肉である毛様体筋にアプローチをしてそのコリをほぐすことにより、目の疲れを解消することができます。

その結果、目のピント調整機能も回復し、視力の維持や向上が期待できるのです。

特に、毛様体筋は水晶体の厚みを調整する機能を担っているため、水晶体の屈折力の衰えが原因となる遠視へのアプローチは大きいです。

「目リライト」はHPから予約できますので、視力の低下や見えにくさによる目の疲れに悩まれている方は一度は試してみることをおすすめします。


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