乱視の原因をしっかりと知り、生活習慣から視力低下を予防するための方法を解説しております。

投稿日:2025年01月16日
最終更新日:2025年01月23日

乱視の原因となる生活習慣と対策方法



乱視は近視や遠視と並び、視力低下の要因として広く知られている症状です。

近視や遠視はピント合わせがしづらいために手元もしくや遠い距離など一定の距離が見えづらくなる症状です。

乱視においても見たいものに近づけばある程度は見やすくはなりますが、問題の本質はピント調整ではなく、焦点が複数結ばれていることにあります。焦点が複数あるために物がブレて見えるのです。

乱視は遺伝で起こるものと、生活習慣や病、怪我などが原因となり起こるものがあります。先天的なものは矯正でしか対処しようがありませんが、生活習慣や病が原因の場合は視力が低下する前に予防することが可能です。

どういったことが原因で乱視になってしまうのか、その例をいくつかご紹介します。

まずは生活習慣が原因となるものですが、その中で最も多い原因が眼精疲労です。目は疲れてくるとピント合わせ能力が一時的に衰え、視力が低下します。

視力が低下してに見えにくい状態になると、無理に見ようとして目を細めることが増えます。疲れ目だけでなく、近視や遠視の初期症状でも同じようなことが起こりえます。

目を細めることが多くなりすぎると、それにより眼球が上下に圧迫され、角膜や水晶体を変形させてしまいます。

乱視は角膜や水晶体が変形し、正しく屈折が出来なくなり焦点位置が複数できてしまう症状です。そのため、角膜や水晶体が変形することは乱視と直結するのです。

また、乱視は近視や遠視による見えにくさが原因で起こったり、逆に乱視による見えにくさが原因で近視が進行しやすくなったりします。

どちらの視力低下も目の酷使による筋肉の疲れや、それによる一時的な視力低下を補うための行動で起こる可能性があるためです。

視力低下の初期段階で少し見えづらいが生活に大きな支障はないと思っている人も、無理せず早めに眼科へ行き、適切な矯正をすることをお勧めします。

他に生活習慣では、うつぶせに寝る習慣がある人は要注意です。うつぶせに寝る場合、顔を枕に押し付ける姿勢になりやすいため、目も圧迫されます。

長時間目が圧迫された結果、角膜や水晶体が変形し、乱視の原因となってしまうのです。また、目を擦る癖のある人も同じように、目の圧迫が原因となる乱視を起こしやすいです。

このように目を圧迫する動作の癖がある人は、意識して直すようにしてください。

次に、怪我や病が乱視の原因となる場合についてお話します。

突発的な事故に遭い、その衝撃によって角膜や水晶体が変形してしまうことがあります。しかし怪我はこのような大きな、また気を付けても防ぐのが難しいようなものばかりではありません。

身近なものでよくあるのが、逆さまつ毛です。逆さまつ毛はその名の通り、まつ毛が本来とは逆に内向きに生えてしまっている状態を言います。

内向きに生えてしまっているため、まつ毛が眼球を傷つけてしまい、それが乱視の原因となることがあるのです。

逆さまつ毛は先天的に発症することが多いですが、加齢によって皮膚や筋肉が弛んでまぶたが捲り上がり、逆さまつ毛になることもあります。

逆さまつ毛は目がごろごろする、めやにが多いなどの症状が出ますので、おかしいなと思ったら早めに眼科に行って処置をしてもらってください。

逆さまつ毛は脱毛や手術での対応の他、自分で行う場合はビューラーでまつ毛を外向きにカールさせるなどといった対処法もあります。

最後に、病が原因となる場合です。円錐角膜や角膜炎などの目の疾患が原因で、角膜の表面が歪んでしまうことがあります

角膜炎はいわゆる感染症の一種なので、清潔さを保つことでほとんどが防ぐことができます。ただ、もともと体内にある菌が、ストレスや疲労によって通常と違う動きをしてしまい、角膜炎を起こす場合もあります。

ストレスや疲労を溜め込まず、目を清潔にすることが一番の予防方法です。

予防が難しい目の疾病もありますが、その大半は初期の内に対処すれば進行を止めたり視力低下をほとんど起こさず治癒できたりします。

そのため、目の異変を感じたら早めに眼科医に診てもらうことがもっとも有効な対処法となります。

目の健康を守るには、異常を感じていなくても定期的に眼科医に通い、健診をしてもらうのが一番良いです。

乱視は必ずしも両目に同じように起こるわけではなく片方にのみ発生し、ある程度補ってしまうため気づかない場合もあるからです。

乱視の程度が低いうちはそれでも問題ありませんが、意識しないうちに目に負担をかけてしまい視力低下の原因となってしまう可能性もあります。

そういった問題が起こらないようにするためには、定期的に診てもらって自覚がない症状を早いうちに発見することが大切なのです。

また、現代社会ではスマホやパソコンを切り離した生活は難しく、目の疲労も溜まりやすいです。こちらもできれば、眼精疲労を自覚しその症状が出る前に解消することが望ましいです。

日常生活の中で適度に目を休ませる習慣をつけるようにしたり、眼精疲労サロン「目リライト」で集中的に目のケアを行い疲労を解消させるのがお勧めです。

「目リライト」は目のマッサージのために最新技術を投入して開発された機器を使用し、目の水晶体の厚さを調整する毛様体筋に効果的にアプローチすることができます。

毛様体筋のコリがほぐされ、血行が促進されることで眼精疲労を解消し、ピント調整能力を回復することができるのです。

目リライトは30分程度で完了するので気軽に行うことができます。HPから予約できますので、眼精疲労サロン「目リライト」にぜひ一度、行ってみることをおすすめいたします。


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