乱視はあるポイントさえ掴めば解消することが可能です。

投稿日:2025年01月07日
最終更新日:2025年01月08日

乱視とは? 症状や原因、対処法を解説します



乱視とは、目に入る光が網膜上で正確な一点に焦点を結ばない状態を指します。近視や遠視の場合焦点を結ぶ位置が前過ぎたり後ろすぎたりするのが原因ですが、乱視は複数焦点が結ばれてズレてしまうのです。

このため、視界がぼやけたり、物が二重に見えることがあります。物理的な原因としては、目の角膜や水晶体の形状に問題が起こっていることが挙げられます。

つまり乱視とは、目の角膜や水晶体の形状に問題が起こっているために光が正しく屈折できずに焦点位置が正しく結ばれない、屈折異常のひとつです。

正常な目の角膜や水晶体は滑らかな球面状をしており、光を均等に屈折させます。しかし、乱視ではこれらが歪んでおり、光が不均等に屈折するため、視界に影響を及ぼしてしまうのです。

そのような異常が起こってしまう原因は、多くが先天的で遺伝がその主な要因とされています。ですが後天的な要因も存在し、目に負担をかける生活習慣や外傷、特定の目の病気が屈折異常を引き起こす場合もあります。

加齢も乱視の進行に影響を与える一因です。年齢を重ねるにつれて、角膜の形状が変化したり、目の筋肉が衰えることで、乱視が悪化することがあります。

また、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用など目を酷使する生活習慣もリスク要因ですので、意識的に注意をすることである程度の予防が可能です。

乱視は形状や原因によって様々なタイプがあります。ここからは乱視とはどのようなものなのか、具体的な症状や形状から説明します。

形状については、角膜の上下が押しつぶされたような形になっている場合は「直乱視」と呼ばれます。最も多いタイプの症状で、垂直ははっきり見えますが水平はぼやけて見えやすいです。

角膜が左右に圧し潰された縦長になっているタイプでのものは「倒乱視」と呼ばれます。こちらは垂直が見えづらく、水平方向ははっきり見えます。

最後に、角膜や水晶体が斜めになっているタイプがあり、これは「斜乱視」と呼ばれます。斜めの線は見えやすいですが、直角に交わっている線は見えにくいという特徴があります。

原因については、角膜の歪みと水晶体の歪みのどちらが主な原因なのかによって「角膜乱視」「水晶体乱視」と呼び分けられます。

角膜乱視は、目の表面にある角膜の形が歪んでいるために生じるものです。一方、水晶体乱視は、目の中にある水晶体の形が不均一である場合に発生します。

またさらに、歪みの方向によっても「正乱視」「不正乱視」とに分けられます。

前者は水晶体や角膜が同じ方向に歪んでいるパターンで焦点が複数になることが多く、後者は主に角膜で起こり、不規則に歪んでいるため焦点が合わないことが多いです。

水晶体と角膜は片方だけでなく、両方が歪んでいる場合もあります。この場合は、どちらがメインかによって矯正方法が変わってきます。

角膜の歪みと水晶体の歪みでバランスがとれてしまい、それぞれ歪んでいるのに視力には影響が少ないということもあります。

角膜・水晶体それぞれで見ると歪んでいるのに、合わさるとお互いに歪みを打ち消し合って視力を維持しており、乱視であること自体気づかずに生活している人もいます。

近視や遠視もそうですが、視力矯正は生活に不都合があるから行うのであって、視力低下が弱い度合いで留まっており、生活に問題がない場合は裸眼のまま生活している人も多いです。

しかしそのような例ばかりではなく、見え方に大きな影響があって生活に困っている人ももちろん大勢います。その場合には視力に合わせた矯正度数のメガネやコンタクトレンズが必要になってきます。

乱視の診断は、視力検査を通じて行われます。眼科で行われる一般的な方法として、「視力表検査」や「レフラクトメーター(屈折検査)」を使用した検査があります。

視力表検査では、特定の図形や文字を使用して、視力のぼやけ具合や焦点のズレを確認します。一方、レフラクトメーターは光を使って目の屈折状態を測定し、乱視の有無やその程度を詳細に分析することができます。

これらの検査結果から矯正に必要な数値を知り、自分に合った正しい矯正器具を選ぶようにしてください。

眼科医で検査をしてもらった場合、処方箋を出してもらうことができます。専門店に行くとその処方箋を基にした矯正器具を出してもらうことができます。

とはいえ、矯正器具である程度生活の不便は解消できるとしても、できれば大きく視力を落とすことなく生活したいものです。

乱視の多くは遺伝的要因のため防ぐのは難しいのですが、視力低下が進むのを遅らせる方法は存在します。また、併発して近視も起こっている場合があり、その要因には生活習慣が大きく影響します。

乱視とは視界がぼやけたり物が二重に見える症状であると説明しましたが、これが原因で目が疲れてしまい、近視など他の視力低下要因を招いてしまう場合があるのです。

そのため、生活習慣を見直して目に良い生活をすることで、乱視自体には大きな影響がなくとも、近視を併発して視力低下を招く可能性を下げることができます。

視力は生活の質に直結しますから、できるだけ高い状態を維持しておきたいものです。そのような疲労解消におすすめしたいのが、眼精疲労サロン「目リライト」です。

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