• TOP
  • »
  • 視力記事03
  • »
  • 平均値は一般的にどのくらいなのか?低い場合の対処法も合わせて解説

視力の平均値について詳しく解説しているページになります。

投稿日:2025年05月07日
最終更新日:2025年05月08日

平均値は一般的にどのくらいなのか?低い場合の対処法も合わせて解説



視力は1.0が医療的な正常値とされ、ここを基準に視力の良い悪いが判定されます。

視力が下がる要因は体質や生活環境、年齢ごとの衰えなど様々な理由が絡み合っており、たいてい年代ごとの平均は年を重ねるごとに下がっていきます。

特に近年では子供でもスマートフォンやタブレット、ゲーム機など近い位置で画面を見続け、目を酷使する機会が多く、視力が悪くなりやすい環境になっています。

文部科学省では毎年の学校保健統計調査結果を公開しており、2024年の資料によれば小学生では1.0以下は30%前後なのに対し、高校生では1.0以下は70%近くとなっています。

このデータを見ても、年齢を重ねるごとに平均がどんどん下がっているのがわかります。また、裸眼視力1.0以下の子供の割合は年々増え続けているというデータも発表されています

大人世代になると学校を通じた統計調査というものがないため公的なデータでハッキリと言えるものはなかなか出てきませんが、子供の状況から、大人になればこの平均値はますます下がっていくことが推測できます。

目に関するビジネスを行っている企業がアンケートなどで取りまとめた大人世代のデータも、やはり年代が増えるごとに視力の低い人が増える傾向があります。

40代くらいになると、2人に1人は近視と言える状態で、平均数値もだいぶ下がります。

しかし一方で、若い頃の視力をそのまま保っている人が一部でもいることも間違いのない事実です。体質や遺伝の影響もありますが、その原因の多くは生活環境にあります。

逆に言えば、一般的には視力の平均は年々落ちていきますが、目に良い生活習慣を意識して続ければ維持することもできるということです。そのように視力の維持ができる人が増えれば、平均の値も上がっていくことでしょう。

近代ではパソコンやスマートフォンの使用が増え、子供でもデジタル機器が身近になったことで、より視力が低下しやすい環境にあります。

昔に比べると公園や空き地が減り、子供が外で遊べる場所が減ったことも子供のゲーム時間を増やす一因のひとつでしょう。

デジタル機器は便利で楽しい道具ですが、視力の低下を加速するものでもあるので、適切な使用時間と適度な休息を意識的に取り入れていく必要があります。

デジタル機器を連続で長時間使うことはできるだけ避け、一定時間ごとに小休憩を入れるようにしてください。またデジタル機器のモニターが発する光は目に対して強すぎるため、網膜がダメージを受けてしまいます。

小休憩を適切に入れることである程度防げますが、できればその光を軽減するフィルターを使用するのがお勧めです。

デジタル機器のモニターから発せられる光はブルーライトと言い、このブルーライトを軽減するためのフィルターやメガネは電気店や眼鏡屋で簡単に入手することができます。

さらに、デジタル機器を使用していると目のピントが近くに合わせられます。この状態をずっと続けていると遠くにピントを合わせるのが難しくなり、近くは見えるが遠くは見えづらい近視の状態になります。

ですので近くばかりを見るのではなく、意識的に遠くを見る時間を作り、目のピント調整が近くと遠く両方に合わせてバランスよく行われるようにしてください。

加齢とともに平均値が下がっていくのは、生活習慣のほか、加齢による身体機能の衰えも要因のひとつとなります。

加齢によって眼球が衰え水晶体が柔軟性を失ったり、目のピント調整を担う筋力のちからが弱くなってしまうのが原因です。

原因が加齢となると対応が難しいように感じられるかもしれませんが、目のピント調整を主に行っているのは眼球周りの筋肉であるり、筋肉は鍛えることが可能です。

つまり、自分で意識して眼球周りの筋肉を鍛えるようにすれば、老眼の発症を遅らせたり、進行をゆるやかにすることができるのです。

良く知られているのは、顔を動かさずに視線だけを動かす方法です。このようにして意識的に視線を動かすことで眼球周辺の筋肉をしっかり動かし、鍛えることができるのです。

ただしやりすぎは禁物です。目やその周辺筋肉に負担をかけすぎると、目がひどく疲れてしまいます。

目の疲れが溜まってくると筋肉の動きが鈍り、ピント合わせがしづらくなって視界がぼやけて見えたりします。やりすぎるとかえって逆効果になってしまうのです。

また、疲れ目は一時的に視力が落ちる要因となりますが、目の疲れを抱えたままでいると視力そのものが下がってきて、元に戻らなくなってしまいます。

ですので、目の疲れを溜めないように、こまめな小休憩や、夜は十分な睡眠をとってしっかりと目を休める必要があります。

視力を維持するための栄養素も重要です。栄養バランスの良い食事をきちんと意識していれば基本的には問題ありませんが、その中でも特に目に良いとされる栄養素が存在します。

ビタミンAやルテインなどがそれに当たり、ビタミンAを多く含む食品にはレバーやバター、にんじん、うなぎなどがあります。ルテインはほうれん草やプルーン、アボカドなどが挙げられます。

ここで名前を出した食品はほんの一例ですので、他の栄養素との組み合わせも考えながら食材をバランスよく摂取していくのが良いです。

このように自分の視力を守り、快適で見えやすい視界を維持するための生活習慣は簡単にお話しただけでも数多くのものがありますが、社会人となるとパソコンの使用時間を減らすのはなかなか難しい場合もあります。

そのような方には「目リライト」がお勧めです。目リライトでは、専用に開発された機械で目のピント合わせを担う筋肉である毛様体筋のコリを効率的にほぐすことができます。

その結果目の疲れが解消され、目のピント合わせ能力が回復し、視力の維持向上に役立つのです。1回の施術は30分ほどなので、時間がない社会人でも少ない労力で視力の維持と回復を期待することができます。

「目リライト」はHPから予約することができますので、目の休息時間がなかなか取れない人は特に、ぜひ一度試していただきたいと思います。


「目リライト」はこちらから