視力を上げる方法の中でも特に簡単にできるものを絞ってご紹介しております。

投稿日:2024年10月28日
最終更新日:2024年11月14日

生活習慣に取り込める簡単なやり方とは!?



視力低下に悩まされている人におすすめの視力を上げる方法をご紹介しますが、その前にまず、なぜ視力が下がるのかを簡単に説明します。

これを理解していたほうが、視力を上げる方法により納得できると考えるからです。視力が下がる理由はひとつではありませんが、簡単な視力を上げる方法に関わってくる、生活に密接した視力低下の原因をお伝えします。

日々の生活習慣が大きく影響する視力の低下原因は一言で言うと疲労です。目を酷使しすぎると視力が下がってしまうのです。

ではなぜ、目を酷使すると視力が下がってしまうのでしょうか。それには、人間の視力の調整機能が関係してきます。

人間の目は簡単に言うと水晶体というレンズを、その周囲にある目の筋肉で引っ張ったり弛めたりしてレンズの厚さを調整し、近くにも遠くにもピントが合わせられるようになっています。

しかし筋肉ですから、ずっと近いところを見ていれば疲れて動きにくくなってしまいます。また年齢の衰えとともに筋力が低下し、ピントを合わせる力も弱まってきます。

また、水晶体自体も年齢とともに柔軟性を失い硬くなっていくため、さらにピントが合わせにくくなります。

これが年齢とともに視力が低下していく原因、また目を酷使し続けると視力が低下する原因となります。

しかし逆に言えば、目の柔軟性を保ち、目の周囲の筋肉を適切に休ませ、鍛えることができれば視力を上げることができるということです。

大幅に下がってしまった視力は戻すのは難しいと言われますが、こういった理由から、軽い近視や遠視であれば生活の中に簡単に取り入れられる視力を上げる方法が有効なのです。

ではここからは視力を上げる方法を具体的にお話していきます。

まず一番意識するべきは、目を酷使しないことです。

デスクワークでパソコンを使うことが増えた現代の社会人はパソコンを使う時間を減らすことは難しいかもしれません。

ですが、たとえばモニターから発せられる光――ブルーライトと呼ばれる目に刺激の強い光を弱めるフィルターをモニターにかぶせたり、ブルーライト遮断メガネを着けるといった予防法があります。

また、定期的に目を休めることを意識して習慣化してください。1時間に1回、10分程度画面から離れて目を閉じるだけでも目の疲労は大幅に軽減することができます。

より積極的に行うのであれば、20分に1度は画面から目を離し、遠くを見ることで目のピント調整のバランスを保つようにしてください。

パソコン操作は特に前のめりになりがちで、近い位置で物を見ています。ですので近いところにばかりピントを合わせてしまわないよう、適度に遠くを見る習慣をつけるのです。

可能であれば、前のめりや猫背にならないような椅子やクッションを使用したり、椅子や画面の位置を調節することをおすすめします。目線がやや下向きになるくらいの位置がちょうどいいと覚えてください。

また、パソコンなど画面を見る作業や、小さい物を扱うような細かい作業を行っているとまばたきの回数が減りがちです。

まばたきは目に適度な潤いを保たせ、乾燥を防ぐ役割があります。眼球が乾燥してしまうと目の痛みや視力の低下につながるため、意識的に瞬きをしたり、加湿器で部屋の湿度を上げるといった対策が考えられます。

室内環境、という点では灯りも気をつける必要があります。暗いところで作業を行うと目に余計な負担がかかってしまい、視力低下の原因となってしまうのです。

もちろん明るすぎても問題ですので、室内照明を適切な明るさに保つのが重要です。特に夜間は外が暗くなることもあって室内照明を明るめにしてしまいがちです。

作業に必要な明るさを保つのは大切ですが、明るすぎない柔らかい光を使用するようにしてください。

これらの方法を実践してできるだけ疲れないようにしても、日々の生活や仕事で目を使うことは避けられません。

その日の疲れをしっかり回復するため、睡眠時間を十分に取ることを心がけてください。

人間は夜休んでいる間に、昼間動いた分の疲労を回復しています。これにはもちろん眼精疲労も含まれ、きちんと休まないと疲労が回復しきらず、日々疲労を重ね、疲労が溜まっていってしまいます。

こうした疲労の蓄積も視力の低下に繋がります。ですので、しっかりと睡眠時間を確保するようにしてください。


次に、食事の面からできる視力を上げる方法です。

人間の身体は様々な栄養素を必要としており、昨今の科学の発展でどのような成分がどういった効果をもたらすか、ある程度わかるようになってきました。

視力の維持と健康に特に役立つと言われているのはビタミンA、ルテイン、ゼアキサンチン、DHAなどです。

他にも数多くの栄養素がありますが、ここでは代表的なものとして上記の4つの栄養素と食材ついてお話します。


ビタミンAは、目の健康にとって非常に重要な栄養素です。視力の低下を防ぎ、夜盲症(夜間に視界が悪くなる状態)の予防に役立ちます。

ビタミンAを多く含む食品には、ニンジン、カボチャ、ほうれん草などの緑黄色野菜があります。これらの食品を積極的に摂取することで、目の健康を維持することができます。

ルテインとゼアキサンチンは、抗酸化物質として目を保護する役割を果たします。これらの成分は、特にブルーライトから目を守る効果があるとされており、パソコンやスマホを長時間使う人には特に重要です。

ルテインやゼアキサンチンは、ケールやブロッコリー、卵黄に多く含まれているため、これらを食事に取り入れることで、視力改善に寄与します。

DHAは視神経の発達や視力低下の抑制に効果があると言われ、加齢性黄斑変性症という網膜に異常が出る病気の予防にも効果的と言われています。

魚介類や海藻に多く含まれ、特にまぐろ、さんま、さば、いわし、あじ、かつお、ぶりなどが効果的な摂取に有効です。

魚や肉、野菜をバランスよく摂取するのが一番ですが、忙しい中ではどうしても食事の用意に手が回らず、バランスの片寄った食事が続いてしまうこともあります。

そういった時に便利なのが栄養補助のサプリメントです。栄養はできる限り食事から摂るのが最善ではありますが、足りないものを補うためにサプリメントを利用するのも有効な手段です。

最後に、積極的に目の筋肉を使うエクササイズを紹介します。

手足の筋肉や腹筋などはトレーニングで鍛える人が多くいますが、目の筋肉も同じように適切な運動で鍛えることができます。

目の筋肉は最初に説明した通り視力のピント調整を行っていますから、これを鍛えることで視力を維持するのはもちろん、視力を上げる方法にもつながるのです。

有名なものとして、ピント調整トレーニングが挙げられます。これは遠くのものと近くの物を交互に見つめることで目の筋肉を動かし、鍛える方法です。

窓の外から見える遠くの木や建物を数秒間見つめてから近くのものに視線を戻すという簡単な方法ですから、仕事の合間でも簡単に行うことができます。

席の近くに窓がなく、遠くを見るのが難しいという場合は眼球を左右上下に動かすエクササイズを行うと良いでしょう。

眼球は通常、上下左右に意識して動かすことはあまりありません。必要に応じて動かされていますが、よく見る方角は上下左右にバランスよく散っているわけではありません。

ですので、意識的に上下左右に目を動かすことで、目の筋肉をバランスよく鍛えることができるのです。

目のトレーニングは眼球を意識的に動かしたり、見つめる距離を意識的に変えるといった内容が基本で、席に座ったままできるものが多いです。

パソコン作業などで近い場所を見続けて疲れた目の筋肉をほぐしてやわらかくする効果も期待できるので、仕事の小休憩の合間など日常的に行うことをおすすめします。

ここまで日常生活に簡単に取り入れられる視力を上げる方法を紹介してきましたが、目の疲れを取るのに専門のサロン「目リライト」に行くという方法もあります。

その分のお金はかかりますが、眼精疲労に対応するために開発された専用の機器でリラックスしながら目の疲れを取ることができる、おすすめの方法です。

「目リライト」はwebサイトから簡単に予約できますので、視力の低下や目の疲れに悩み、視力を上げる方法を探している方はぜひ一度、気軽に行ってみてください。


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